<<睡眠と活動には大切な関係があります 睡眠のメカニズムを理解して自分にとって最適な睡眠環境を作り楽しくて元気な毎日が送れる一助になれば幸いです>>

睡眠負債

睡眠負債 G

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睡眠負債とは脳の借金の事です

睡眠負債Sleep Deptとも呼ばれています

Sleep=睡眠

Dept=借金

日本語をそのまんま英語の単語に置き換えただけの別名です

当たり前の話ですが、私たちは眠らないで活動していると

ある時点で急に眠気を感じる様にできています

この時、脳の中では【睡眠物質】というものがどんどん溜まっていきます

この【睡眠物質】が頭の中に溜まった状態を睡眠負債と呼びます

すなわち、脳の借金です

睡眠物質

この、睡眠を引き起こす物質とはどんな物質なのでしょうか?

睡眠を引き起こす物質は、現在のところ複数個あると考えられています

その中でも、プロスタグランディンD2アデノシン

睡眠物質として確認されています

この様な名前をつけられた物質が脳を眠らせる物質として機能しています

そして、この様な物質が脳に溜まれば溜まる程

眠くなるばかりではなくて、脳の働きがどんどん低下していきます

頭頂葉前頭葉の関係

睡眠負債には、この二つの脳の働きの相互関係が大きく関わっています

この説明の前に、この二つの脳の役割を簡単に説明しておきます

・頭頂葉 現在目の前で進行している情報を処理する部位(役目)

・前頭葉 過去の経験に基づいて対応を考える部位(役目)

脳の言語的な処理が必要な課題を行わせたある研究結果があります

ふたつの異なった状態で、この実験は行われました

一つ目は、普段と同じ普通に睡眠をとった時の状態

睡眠を一切取らないで、24時間断眠していた状態のデータです

この、実験によると、徹夜明けの脳の中では

頭頂葉の活動が低下し、前頭葉の活動が高まっている事が解りました

徹夜の影響で、頭頂葉の働きが鈍くなったのを

前頭葉が、その鈍くなった働きをカバーしているという結果内容でした

すなわち、頭頂葉のかわりに、前頭葉が新たな領域を働かせはじめた

様子を物語っています

この頭頂葉の援護機能は、まるで頭の中で行なわれている資金繰りですね

睡眠物質が溜まっていくと、仕事上ではヒューマンエラーが頻発します

仕事をしていて、疲れてくると普段は問題のなかった仕事に

ミスが発生する事がよくあります

これは、睡眠負債の影響も大いに関係しています

目の前の状況に対応する能力は、頭頂葉が担当しています

仕事を続けていると、睡眠物質がどんどん溜まっていきます

そうすると、これまで説明してきた様に

頭頂葉の機能が低下していきます

そうなると、目の前の変化する状況対応能力が低下していきます

その代りに、前頭葉が新しい機能でカバーしようとします

それはそれでありがたいのですが

前頭葉の得意分野は過去の経験に基づいて考えることです

目の前の変化する状況に対応するのは苦手なのです

この様な背景で、仕事上のミスや交通事故が起こると報告されています

知らないうちに溜まっていく睡眠負債の原理を理解して

私たちの日常生活に活用して、安全で活発な毎日を送りたいものです

睡眠負債が溜まった状態では、やる気もなくなってきますし

大きな事故も起きてしまう可能性が高くなってしまうのです

では、どうしたらこの睡眠負債を減らす事が出来るのでしょうか?

睡眠負債を減らす為の有効な方法は別の章(ページ)で

解説したいと思っています
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